新幹線の発車係をやってる夢

  • 2018.09.20 Thursday
  • 20:03

 C.L,アンダースンの『エラスムスの迷宮』を読んでて、途中休憩〜つってテーブルに伏せてくかーと少し昼寝した際、夢を見ましたのっす。

 何の夢かというと、新幹線の、発車係を任されてる夢。

 どういう手法かというとPCのモニタ上の『準備』と書かれた長楕円形のボタンをクリックし、次に『発車』と書かれた長楕円形のボタンをクリックする。というもの。

 それを普通の――厳密にいうと普通ではなかったな……会社の、いつも仕事してるデスクみたいな感じの――席に座ったまま、やる。

 そう、“乗客代表”として。

 で、私は『準備』ボタンをクリックした後新幹線の窓から外を見渡し「皆乗ってるかな? 発車してもいいかな?」と確認していた。

 新幹線の外は、遠足で行くような草原が広がっていた。

 んで、周囲に座ってる他の普通の(つまり発車係を任されてない)乗客(何故か会社の同僚の面々だった)たちに「皆乗ってる?」と確認していたところ、新幹線が出し抜けに、発車しはじめた。

 窓外の景色が、後ろに流れ始めた。

 どういう事か!?

 一体、誰が発車させたのか!?

 それは、大元の新幹線駆動システム管理者だった。

 

 この夢、『エラスムスの迷宮』の影響というよりも、それ読む前に観てたアニメ『ヒナまつり』の影響のが強い、ような、気が、する……かな……ほんのりとアホっぽい所が……否他意はなくですね……

 

 

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めっちゃ快適に空を飛ぶ夢

  • 2018.06.06 Wednesday
  • 21:51

 やー久しぶりに空を飛ぶ夢を見ました。

 空を飛ぶつっても、羽を広げてとか両腕を広げてとか、うつ伏せ体勢でとか杖を持ってグラビテーションを連発しながらとか、そういう飛び方ではないんですね。アルジナキモノヨ! とかも言わないし。

 

 えーと大きさでいうと15センチ四方ほどの、そう、ほんの小さな、低反発性の四角いクッション(色は水色だったようなクリーム色だったような不明)に腰掛けると、ふわっと浮き上がってスイ――――ッと、とってもスムーズに流れるように、えーと地上2〜3メートル付近ら辺を、前へ前へと飛び進むことができるという。

 

 そう、それで私は結構なスピードで気持ちよく、快適に、爽快に、誰よりも早く(地上にいる人よりは早く)移動することができるという、なんか久々楽しい夢を見たですよ。

 

 でも目覚めて考えるに、その夢で飛んでいる時後ろの方に過ぎ去っていった景色たちというのは、あれですね、今年のGWにGoogleマップのストリートビューで見た昔通っていた通学路っぽかった、ですね……

 

 そしてたまに、なんか件のクッションの威力が落ちて来て、地べたにすとんと着地しなければならなかったりもして、あれっ、ちきしょ、それっ! とばかりにもう一度腰掛けたら再び「あーハイハイ、ふぅ」みたいな感じで渋々浮き上がってまた飛び出す、というシーンも――そう、空を飛ぶ夢を見る時は大概そんな感じだよな〜思うほどスイスイスムーズに飛べなくて苛々するんだよと思い出させる場面もありました。

 

 空を飛ぶ夢、って、なんか体調下り坂の時に見るとかっていってませんでしたっけ?

 それがスイスイスムーズに快適に進むって、どういう……否、まあストリートビューで見た景色の記憶が一ヶ月経ってようやく我が海馬に腰を落ち着け永久保管の段となったということでせうな。時間かかるなおい!

 

 

 ま、とにかく、快適で楽しい夢ではありました。それでよしとしませう。

 

 

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宇宙遊泳? の夢

  • 2017.01.06 Friday
  • 23:19

 ここ最近、妙な初夢の話とか、50億年後の太陽系の話だとかしたついでというわけではないのですが、わたくし葵、たまに、宇宙空間に“居る”夢をば、見ます。

 

 ほんとにね、すぐそこ、手に届きそうなところに、星さんがいるのですわ。

 丸い、惑星なのか衛星なのかわかりませんが。

 燃えてる感じではないので冷たい岩石の星なんだろうとは思いますが。

 

 そんで、当然ながら周囲は、暗闇。

 まっくらくら。

 そんな中、空間を、わたくし葵は生身の体のまんま、文字通り着の身着のままで、漂っていたり等速度運動してたり、するのです。

 

 向かう先も当然ながら真っ暗闇。

 

 そしてその闇に向かっているわたくし葵は、なんだか物憂げな、アンニュイな、そう決して楽しく浮かれているとは言えぬ気分に、包まれておるのです。

 なんというか向かう先の暗い宇宙空間を見ながら、あーあ……みたいな、はあ〜……みたいな、なんかダルイ想いを抱いて……

 

 

 ああ!!

 

 

 これって、もしかして、その宇宙空間の向かう先ってのは、現実世界での、職場を現しているんだったりして!!

 にゃるほどそれなら辻褄合うかもわかんないですわ!!

 

 

 って、え〜〜〜夢もロマンもへったくれもねーな我ながらこの夢ー。

 

 やっぱあれですね。宇宙に出たのであればもう、もののついでにモビルスーツぐらいには乗っとかないと。

 枕の下にイラスト挟んで寝ようかな。アッガイの。アッガイかい!!

 

 

『聡明鬼 86』配信中

是ヲ初夢ト認ム

  • 2017.01.04 Wednesday
  • 21:01

 初夢ってのは本当は正月2日の夜に見る夢のことだとかなんとか言われてますが。

 

 昨夜(というか本日未明)にわたくし葵の見た夢、これが、また……

 

 なんだろう。

 今日から仕事初めだから、緊張感があんな夢をもたらしたんだろうか?

 ……と思わすほど、奇体な、けったいな夢、でした。

 ある意味、悪夢でございました。

 

 

 いったい何の夢かというと、海。

 海の夢。

 

 

 わたくし葵、海とか湖とか、たくさんの水のある景色の夢をよく見ます。

 え〜良い夢じゃん、とお思いの貴兄。

 確かに、景色として見る分には、きれいかも、知れません。

 が。

 

 水の夢って一般に、人生を現すものとされています。

 ひぎーッ恐ろしいぎーーッ!!

 

 

 そして今回見た、海。

 ものすごい、荒れてました……

 目の前ほんの数メートルのところで十メートル以上はあろうかという高波が押し寄せてきたりとか。

 予告なしに鉄砲水のような波が轟音と共に目の前をよぎっていくとか。

 

 

 それでいて不思議と私自身も、足下に置いた私のビーチバッグも、波に呑まれてさらわれたりは一切しないのです。

 

 

 そして更に驚くべきことに、仮令これが仕事初めを迎える緊張感によりもたらされた夢であるにせよ、夢の舞台がなんと、現職ではなく前職の職場。

 そのビルヂングの入り口に、お外からそんな大波が、狂ったようにドドーーーン! ゴーーーーッ!! とぶつかって来るのです。

 

 

 更に更に、その波の色。

 海の水のはずなのに、まったくもって不透明の、青緑。

 ほんとにまったく、透明感ゼロ。

 何も透けて見えない。

 色こそ青緑だけれど、とてもそれを「美しい」とは表現できない、濁った青緑とでもいえそうな、どマットな色。

 

 

 いや〜〜不気味!!

 一体なんだって正月早々こんな悪夢を見るのかねあたしゃ!

 あービックリした!

 

 

 という、インパクトの強烈さにより、はい、今回この悪夢を今年の初夢として、ひとつ認定してやろうという次第でございますです。

 インパクト勝ち、すなわちゴネ得みたいなもんですな。

 モンペの仲間か、お前この夢。

 

 

 まあ、不安だとか緊張だとかなんやかんやを現している夢なのかも知れないが、そんなことはどうでも良いのだ。

 これを、この衝撃的な夢を、いつかどっかで話のネタとして使ってやる。

 転んでもただでは起きん。

 

 そう、悪夢から目覚めたとしてもすぐには起きないのだ。 起きろや朝日ツッコミ

 

 

 

大理石の階段 そしてボヤを消す

  • 2014.03.01 Saturday
  • 22:46

 火事の夢と死体の夢は、良夢だとされる。

 火事というのは威勢のよさ、元気のあるさまを表し、死体は心機一転生まれ変わり、新しいものを得るという意味を持つからだ。


 その二つの夢を、続けざまに見た。のはいいのだが。


 まず、大理石の階段を私は昇っていた。
 川にかかる大きな吊り橋に上がるためだ。

 だが大理石の階段は段々狭くなってくる。
 一人の中年サラリーマンがスーツ姿で私を追い越して昇っていった。

 私は上を見上げ、その階段がどうも吊り橋にまで続いていないのではないか、途中で途切れているのではないかという疑念を抱く。
 しかし私を追い越したサラリーマンの姿はもう見えない。

 階段はどんどん狭くなってゆき、強い疑いに染められた私はとうとう足を踏み外しまっ逆さまに落ちてゆく。

 落ちながら下の地面(コンクリート敷きのように見えた)を目にした時私は
「あーあそこに落ちたら、死ぬ」
と、思った。

 死。

 はっきりと、そう思った。


 その瞬間、落ちていく途中に大理石の柱が現れ、ちょうどつかまることのできる出っ張りが目に留まり、私は体をひねってその出っ張りにしがみついた。

 そう、私は死を免れたのだ。



 さてそれから数日後、今度は隣の家の玄関先の鉢植えに小さな火がともりボヤになるという夢を見た。

 ボヤとはいえ、植木鉢の中で炎は確かにめらめらと朱く燃えていた。

 私は危ない! と思いバケツいっぱいに水を汲み、その鉢にざばーとかけた。

 そう、私は燃え盛る炎を消したのだ。



 お気づきだろうか。

 火事と死の夢は縁起の良い夢、それぞれ威勢が良くこれから新しい物事に出会うだろう状態を表す。

 のだが私は。



 威勢の良さも心機一転も自ら消した。



 なんかねえ、わっちゃーですよ。

 まあでも、死体そのものが出演したわけじゃないし。
 火事っつっても植木鉢の中のボヤだしね。植木鉢ってあんた
 それにその隣んちの奥さんが丁度車で仕事から帰ってきてボヤ消したことにお礼とか言ってくれてたしね。はい夢の中で。


 まあ、ただ一つ気になるっちゃ気になるのは、大理石の階段で私を追い越したサラリーマン。
 あの階段、空中で途中でぶっつり切れてたのに、一体どこへ上がって行ったんだろう……


呪いの年賀状(仮)

  • 2013.02.01 Friday
  • 18:04
  今年の1月1日、元旦の日に、私が「尊敬する友達」という記事を本ブログにて投稿したことを、読者諸兄は覚えているだろうか。

 そしてその中で私は、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 年賀状か。
 書かないとなあ。私もたまには……ってたまにか!


「私も、いつかまた会いたいと思っています」


って、書こう。社交辞令でなく。ほんとの気持ちとして。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と、書いた。


 あれから、1ヶ月が過ぎた。
 うん。そう、





 まだ書いてない。年賀状を





 いや、決して忘れてるわけじゃないんですよ。彼女のことも、年賀状のことも。
 だって我が家の(というか私の)最重要案件保存場所であるドレッサーの上に、件の年賀ハガキ、つまり彼女からの年賀状、ずっと置いてあるんですもん。
 だから毎朝メイクする度に、その年賀状目に入ってて、そして「ああ、年賀状、出さなきゃな」と、思っていたんですもん。そう、





 三日坊主で終わらなかった。年賀状を見つめるのは





・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 書かなきゃ。いや、書こう。年賀状。

 私は近所のコンビニに行った。
 奇跡的に、一枚だけくじ付き年賀ハガキが売ってあった。最後の一枚だ。
 私はそれを買い、家に戻って年賀状をしたため始めた。


 とはいえ流石に「謹賀新年」とは書けない。
 まずは「年賀状をもらっておきながら、返事が遅くなってしまってごめんなさい」と謝らなければならない。


 私は筆ペンで書き始めたが、どうしたことか、一行めから書きミス連続。
 それも、例えば「いただく」を「いだたく」或いは「いたたぐ」としてしまうような、かな入力の人間がタイピング上でやらかしがちなミスを、するのだ。
 手書きで。
 しかも、筆ペンで。
 しかも、最後の一枚の年賀ハガキで。



 私は大汗を書きながら、修正の効かない書きミスをなんとかミスとわからないよう誤魔化す方法を全力で探っていた。文字と文字の間の、キュートなプチイラストに見せかけるとか


 だがその時、あることに気づいた。


 私が旧友に便りをしたためているそのハガキ……なんだか既に、紙面にうっすらと、文字が書かれているのだ。

 楷書書きの、美しい文字……消せるボールペンで書いたのか、或いは何か特殊な印刷方法だったのか、明らかに、一度書いて、その後消したような雰囲気の、薄い文字。の、形跡。

 私は一瞬、
「この上からなぞれば、美しい文字で正しい文章が書けます」
という、ペン習字&文章講座の教材だったのかこのハガキは? と勘ぐってしまった。


 まあ、百五十二歩譲ってそうだったんだとしても、私には不要だ。
 旧友に送る便りの文章くらい、自分で考えて書く。書かずしてどうする。


 というわけで、その薄い文字の存在には気づかなかったこととし、その上から筆ペンでしたため続けようとした。



 だがその時、また別のことに気づいた。


 私が筆ペンのペン先を置こうとした位置の右側、ハガキの右端の辺りに、幅数センチの、何かビニールのような素材のものが、貼り付けられてある。
 例えていえば、クリアファイルのポケットをごく小さくしたもの、といった感じだ。
 それは蛍光灯の光を反射して、光っていた。


「え、何これ」
 私はそれの端っこをつまんで引っ張った。
 するとそのポケット様のビニールは、ぱりぱりとハガキ面から剥がれたのだ。

 剥がれた後のハガキ面は、ささくれだってガサガサになり、大層醜いものとなった。

 私は呆然とその紙面を眺めつつ、思っていた。
 ああそうか、このハガキは、誰かが一旦買って年賀状をしたためたけど失敗したんで、文面を消して、でもビニールの方は貼り付けたままの状態で、コンビニに





 返品されたものだったんだ。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そこで目が覚めた。

 ほらな。

 あんまり年賀状の返事書かないままだから、きっと友達の寂しいキモチがここまで届いたんだよ。
 それかもしくは、ドレッサー上の年賀ハガキから漂い出る怨念がこの夢を見せたか。


 いや、違う。

 それは、 私自身の後ろめたさが構成したものに過ぎないのだ。




 買おう、コンビニで……年賀ハガキではもちろんなく、切手を。普通に手紙出そ。

 

キジの手で撃て

  • 2012.12.03 Monday
  • 17:33

 自宅内にゴキちんが出た。それも一度に、三匹も。

 いつもなら私は、ゴキちん撃退スプレーで殲滅するのだが、その時はなぜか、物理攻撃を仕掛けることしか思いつかなかった。つまり、


 足で踏み潰す


 という作戦である。が、流石に直ではなく、ティッシュ数枚を敵の上に被せた上で踏み潰す、という手筈になっていた。
 スプレー使用については、私の中で微塵も省みられなかった。
 とにかく、ただ、踏み潰す。踏み殺す。それだけしか、私の脳内作戦会議の議題には挙がってこなかった。

 思うに、ダイレクト物理攻撃で何かを滅したい。そういう願望が、私の脳内に判然と存在していたのかも知れない。


 ともかく、ゴキちんにティッシュをふんわりとかけた後ダーーーーン!!! と踏み潰す作戦(仮称)が展開された。
 だがご推察の通り、そんな生易しい作戦は、ゴキちん帝国100世紀の歴史を誇る奴ら昆虫に対して何の効果もなかった。

 そもそもゴキちんにティッシュをふんわりなど、土台無理だ。

 つまり私の脳内では、直截的物理攻撃により何かを滅したいと強く望みながらも、それは土台無理。という諦観もまた、同時に存在している。といえるのかも、知れない。


 ともかく、ゴキちん達はちょろちょろちょろちょろ逃げ回り、そうするうちにどういうわけか、三人の人間に姿を変えていた。
 そうして、三人して巨大な牛の背にまたがり、逃走を試みはじめた。


 周りを見渡すと、そこはもはや自宅ではなく、遊牧民的な部族の集落の中だった。


 狩りを終えた男達が迎え入れられ、夕餉の用意が施され、人々は焚き火を囲み、集落内は賑やかな雰囲気に包まれていた。

 そんな中に、件の荒くれ三人男(=元ゴキちん)が闖入し、牛を奪い、一挙に集落をパニックに陥れたのだ。

 当然私も作戦変更を余儀なくさせられた。敵が人間の姿と化したのであれば、もはやティッシュふんわり後ダーーーン!! 作戦は通用しないこと請け合いだ。

 きょろきょろと辺りを捜すと、遊牧民の集落なのに何故か我が家の「掃除グッズ突っ込みBOX」が、片隅に置いてあった。
 そしてその中に、ライフルが突っ込んであったのだ。


 私は迷うことなくそのライフルを手に取り、そして、その柄の部分で元ゴキ人間の一人(黒人)の頭を殴ろうとした。………………


 なんで撃たないか。


 その時の私の脳内には「日本じゃ許可なく銃とか勝手に撃っちゃいけないんだよな」という、理性そして常識そして社会的ルールの縛りが働いていたのだ。

 だが流石に私はすぐに気づいた。


 これでは埒が開かないと。 そもそも日本じゃないっぽいし


 そこで手に持つライフルをくるりと引っくり返し、約1メートル離れたところにいる敵に向かって、やっとトリガーを引いた。
 だが何故か、弾が発射されなかった。
「あれー?」当然ながら銃に関して全く素人の私は、安全装置、とかそういう関係なのかな、と考えたが、とにかく一刻も早く弾を、弾丸を目の前の敵にぶち込んでやらねばならない。

 ここに至ってもなお、私の脳内には何かを「殲滅したい」という願望が生き続けていたのだろう。


 私はきょろきょろと辺りをうかがった、するとそこに部族内の、えーと、あれだ、そのー、なんというか、えー…………SV的な立場の男(あああ何という例えかしかし他に例え思いつかん)が、居た。

 私はその男に向かってライフルをひょいと投げた「ちょーこれ弾が出るようにしてー」

 何だその言い草は。これは恐らく私の脳内で以下略


 だがSV的な男の仕事は流石に早かった。彼はすぐにひょいとライフルを投げ返してきた。「ほい」

 私はすぐに銃を構えトリガーを引いた。弾は見事に、敵に命中し、奴は倒れた。
「やった!」
 これで勝った。私はそう思った。


 だが!!


 撃たれ倒れたはずの男は、すぐにまた立ち上がった。
 そしてその手の指の間には、私が撃ったライフルの弾が、何故か5発〜6発に増えて、挟まれていたのだ。

 男はその弾を、私に向かって脅威のスピードで投げ返してきた。そう、ジョジョ(注:音出ます)みたいな衝撃的な背景をバックに。

「わあああッ」ダメージを食らった私は(だが痛みとかはなかった。だって夢だもん)、SV的立場の男に再度「どうしたらいいんだ!」と助けを乞うた。彼は言った。

「奴は精霊の力を借りている。だから、普通の攻撃では効かない。奴を倒すには、


キジの手で撃て」


 キジの手???
 キジって、鳥の?
 私は、自分の手を見下ろした。

 そして、
「そうか、キジの手か!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


と、ものすごく納得した状態で、覚醒した。そして思った。



 それ、ブッダの「犀の角のごとくただ独り歩め」のパクリやろ。と。



 いやいやいや、にしても「犀の角」→「キジの手」て。
 一体どんな手か。
 まあ、確かにどっか「精霊的」な匂い、せんでもないが……別にそうでも?

丹下左膳の意味

  • 2012.11.15 Thursday
  • 18:28
海辺を車で走っていた。

車といっても、昔営業の仕事をしていたときに乗り回していた(というか、免許取得後の運転の練習に使わせていただいていた、という方が真実に近い)、営業車だった。

車を走らせながら、私は弁当を食べるのによさそうな場所を探していた。

どこかテーブルと椅子があって、できれば建物の中で食べられる場所…… しばらく行くと、一軒の和風旅館のような建物が見えてきた。

私は車を停め、そこを訪ねた。

何故かそこは、私の知り合いの家だった。
知り合いといっても、前にキャンプをした時偶然同じ場所に居合わせてたまたま知り合いになった主婦の面々、いわゆるママ友さん達の一人の家だったのだ。

弁当を食べるための場所を貸してほしいと頼むと、ママ友さんは快諾してくれ、しかもその日はたまたま、キャンプに来ていたママ友さん達がそこに集り、もうすぐ行われる幼稚園の予餞会の出し物について話し合っていたのだ。

私自身はそういう時代をとうに過ぎ去ってしまった身であるが、懐かしさも手伝ってか、弁当そっちのけで、予餞会のための「ママさん会議」に参加することにした。

部屋に入るとなんと、ママさん達だけでなく、子どもたちのお父さんの面々までが、仕事は休みなのか、膝突き合わせて幼稚園の子どもたちを喜ばせるための出し物について話し合っていた。
どうやら、出し物といっても子どもたちではなく親達の方が行う出し物についての話し合いのようだった。
こういう話に父親たちが参加するのも珍しいが、私は微笑んで挨拶し、話に加わった。

しかし、出し物は中々決まらなかった。

内容的には、歌と、お芝居をやろうということになっているようだった。
つまり、ミュージカルのようなものだ。
そういえば部屋の中には、ディズニーらしきBGMが入れ替わりたちかわり、流れていた。
歌う曲目は、ディズニーの中のどれかが選ばれたかほぼ決定しているようだった。

だが問題は、芝居の方を何にするか。の点だった。
これが、さっきから皆の頭を悩ませていたのだ。

確かに、ディズニー系の中からどれを選ぶのか……白雪姫、シンデレラ、美女と野獣、その他候補は多数、迷ってしまうところだろう。
実を言うと私自身はディズニー作品には余り造詣が深くなく、さすがに「コレがおすすめですよ」などと口を挟める立場ではまったくなかった。
ただ黙って、頷いたり首をひねったり、皆さんの話に耳を傾けているしか術がなかったのだ。


その時。
 

部屋の襖がガラリと開き、おじいさんが入ってきた。

ここの旅館の経営者(或いは元経営者)、この家の子のおじいちゃん、ママさんの舅さん、旦那さんの父親だ。

あ、こんにちはー。
訪問者たちはあいさつをした、だがおじいさんの目的はそんなこと、つまりあいさつや顔見せや様子見ではなかったようだった。彼は言った。



「芝居は丹下左膳がいい」



一同は絶句し、困惑し、苦悩した。
それまでひと言も意見を差し挟むことのなかった私でさえ、こう思ったものだ。
幼稚園の、予餞会の、出し物に、



丹下左膳て。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そこで目が醒めた。


でね。


夢というのは、つまり結局、自分が体験して受けた刺激の数々、得た情報の数々を、記憶倉庫に保管するためのプロセスなわけでしょ。
だから、以前体験したこととかが蘇ってきたりとか、するわけでしょ。

でね。
 


なんで丹下左膳かと。



私の人生において、例えば昔丹下が好きだったとか小説読んだとかTVを観たとか映画を観たとか、そういう、丹下がクローズアップされたようなことって、一度もなかった。うん。

なのになんで奴ははっきり言ったのだ、「丹下左膳がいい」と!?

丹下が私の人生に、何の影響を及ぼしたというのだ!



丹下の、私の人生における意味は、何なのだ!



いくら考えても、わからない。
坂本竜馬ならまだわかるんだがなあ……司馬遼太郎の「竜馬がゆく」、中学の時ハマったから。

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